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2007-12-25 Tue 23:41
クリスマスイブの日はヴァレンタインデーと並び
ラブホテルの客室稼働率の異常に高い日だ。 クリスマスをカップルで過ごすというのは、日本だけの事情であって 世界一般的には家族でゆっくり過ごすのが普通なのだ。 街中は、ホテル難民のカップルが蠢いている。 カップル達の笑顔の裏に、異常なまでの性欲が渦巻いてみえる。 猫も杓子もセックス、セックス、セックス。 日本中、至る所で射精が行われている。 今、この瞬間にも、天文学的な数の精子が 膣の中で、シーツの上で、女の子の顔やお腹の上で 口を縛られたコンドームの中で短い役目を終えている。 まぁ年に一度や二度、日本中、一斉にパートナーと愛を確かめ合う日 なんていうのがあってもいいかもしれない。 だけど、もう僕にはなんの関係もないことだ。 僕は、街から帰ると、部屋に籠もって 窓もカーテンも締めきり、テレビもつけず 電気を消して、ただ、時間が過ぎるのを待った。 台風が過ぎ去るのを待つのと同じだ。 出来ることもない。ただ、じっと、なにもしない。 少しでも動けば、楽しかったあの頃の想い出がよみがえってくるのだ。 そう、僕もかつては、日本的なクリスマスを過ごしていた。 だけれど、もう彼女はいない。 愛するものを失った空虚感は埋められることなく 心の隙間が大きくなる一方なのだ。 結局、なにもせずに、じっとしていても 頭に浮かんでくるのは彼女ことばかりだった。 いたたまれなくなった僕は―永遠に返却できない― 彼女に借りたままのDVDを見た。 二人で並んでよく見た映画。 シュールで、暗くて、冷たい世界が延々と続く映画だ。 若い女が笑ってる声だけが、僕の狭い部屋を支配する。 二人がけのソファは、今の僕には広すぎる。 彼女がよく抱いていた赤いクッションがぽつんと寂しそうだった。 涙が溢れ出した。 寂しくて死にそうだ。 空きっ腹にウイスキーをラッパ飲みで注ぎ込んだ。 無理矢理流し込んだ。 半分以上残っていたボトルが、一瞬で空になった。 若い女の不思議な笑い声と 彼女のかわいい笑い声が重なって聞こえてきた。 暗い部屋を見回す。 彼女の残影が見える。 実体はない。 彼女は、DVDの中の女の笑い声に呼応するように笑う。 僕はテレビを消した。 部屋は真っ暗になり影は消えたが、彼女の笑い声は消えない。 愛する人を幸せにできずに生き続ける理由はあるのか? 馬鹿げた僕の人生に光をあててくれた彼女はもういない。 愛してるなんて、生やさしい言葉では足りないよ。 そんな、歌の文句のような言葉が浮かんでは消えていった。 もう一度、もう一度だけでいいから、彼女がほしい。 いつの間にか、彼女の声は消えていた。 アルコールで朦朧とする意識の中 懐かしい匂いと優しいキスが僕を包んだ。 真夜中の真っ暗な部屋の中、何も見えない。 絶対にいるはずのない彼女だ。 急性アルコール中毒の末期状態なのだろうと 頭の隅で思った。 誰もいないこの部屋で、僕はひとり死んでいくのかもしれない。 別にもうどうでもいい。 真っ暗の中で ぐらぐら、ごわごわする全身を引き起こして彼女を求めた。 そこには、隅々まで知った体があった。 短く細い髪、柔らかい唇、ひかえめなかわいい胸。 なにも見えないけれど、すべての感触がそこにあった。 あまり覚えていないが、確かに彼女といつものセックスをした。 激しい二日酔いと、全身の痺れと共に目が覚めた。 どうやら生きているようだ。 ベッドの隣のテーブルの上には 破られたコンドームの袋が置かれていた。 破られたその袋には派手な文字でメリークリスマスと印刷されていた。 本当にしたのだろうか、コンドームまでつけて……。 ふらつく頭を抱えながらゴミ箱をあさってみると ―いつも彼女がするように― 口を縛ってティッシュにくるまれた使用済みのコンドームがあった。 それがとても彼女らしくて、ひとり笑ってしまった。 僕はひとりじゃないと思った。 そして、僕は彼女への尽きることのない愛を再確認した。 だけれど、彼女はもうこの世にいないのだ そう思うとまた涙が溢れた。 彼女からのメリークリスマスを受け取った僕は これから彼女の影と共に生きていくのだ。 |
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2007-12-05 Wed 21:34
今DSは、バブリッシュなファミコン時代のように
クソゲーが乱発されている。 金の亡者が、ブームに乗っかって とことんまでアイデアを煮詰めない適当なゲームを作っているのだ。 設定はめちゃ面白そうなのに、いざやるとクソゲー。 よくあるこっちゃ。 気をつけなきゃならんぞ…俺。 なにせ働いてないから金が限られているのだ。 効率よく買って、効率よく売る。 基本、アマゾンのレビューや NintendoDS mk2 http://ndsmk2.net/ なんかを頼りに ランキングや自分の好みのジャンルと照らし合わせてソフトを買う。 中には名作過ぎて売れないタイトルもある。 そして、お金が回らなくて途方に暮れる。 やれやれ。 名作を買うのも考えものだな……。 そうか、クソゲーを買えば、回転率が上がる! |
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